『SANABI』感想・評価 極限まで削り落とした2Dアクションでストーリーを堪能!
皆さんこんにちは(^^)/当ブログ管理人のテラです!
絶賛ドラクエ3リメイクを楽しんでいる最中ですが、今回はドラクエ3発売前にサクッとプレイするかみたいな気持ちで始めたものの気が付いたらめちゃくちゃ心を打たれてしまっていた「SANABI」について評価・感想を交えてレビューしていきたいと思います。
2023年に発売されて話題になってたのは知っていたんですよ、気になってもいました。でもなんとなく後回しにしていたことを後悔するくらい素晴らしいゲームでした( ;∀;)
この記事を読んで1人でも多くの人にプレイしてほしい!!おこがましいながらも熱量たっぷりに執筆してきます
※基本ネタバレなしとなっていますが、気になる方はお気を付けください。
作品概要:SANABI
SANABIは韓国のゲーム開発スタジオWONDERPOTIONが開発を手掛けた2Dアクションゲームです。このWONDERPOTION開発当時メンバー6人、しかも全員20代とかなり新進気鋭のスタジオとなっています。メンバー6人であの素晴らしいシナリオとBGM、グラフィックなどを作成していたってマジですか…?
ゲーム内容としてはグラップリングを使用したフックアクションが楽しいステージクリア型の2Dアクションとなっています。
先が気になって仕方ないとにかく惹きこまれるストーリー
ここではあまり深く述べませんがラストは圧巻で、筆者は涙もろいこともありボロボロ嗚咽しながら泣いてしまいました。
ちなみにSANABIのシナリオに関しては、あのFateシリーズや月姫などで知られる奈須きのこ氏が「ゲームライターとして致死級のダメージを受けました」と述べるほどのものになっています。
ぜひ難易度を下げてでもプレイしてください!!!
美麗なドット絵とBGMに彩られるアートワーク
SANABIは高水準なドットグラフィックとなっており、ダークでサイバーパンクな世界観と、娘と穏やかに暮らしていた際のおだやかな表現のコントラストが心に刺さりました。
またキャラ(というかマリ)の表情がグラフィックながらも豊かに描かれていて、インパクトのあるフォント表現と合わせてストーリーへの没入感を高めてくれます。
さらにBGM面に関しても、ネタバレの関係で多くは語れませんが、ラストにはボーカル入りの曲もついておりクリアした後にステージBGMと通して聞きたくなること間違いなしです。
ストーリーに没入するために削ぎ落されたシンプルアクション
SANABIは前述した通り、フックアクションにメインを置いた2Dアクションとなっており左アクションで狙いを定めてトリガーボタンでフックを発射しスイングして移動するのが基本となります。さらに筆者はほとんど使いませんでしたが、右スティックでも同じように狙いを定めることができるうえ狙いをつけている間はスローモーションになるため落ち着いて狙いをつけたい場面では右スティックを使うなどの親切設計にもなっています。
一部敵との戦闘もありますがほぼフックで狙いひっかけて突撃するだけと、移動操作と同じボタンで簡単に敵を倒すことができます。
筆者がSANABIをプレイしていて驚いたのが、ゲームプレイのシンプルさです。こういった2Dアクションにありがちな収集要素や成長要素、また回復薬的な要素も全くありません。一部途中でアンロックされるアクションもありますがレベル概念などもなくとことんシナリオに没入できる削ぎ落されたアクション性となっていました。
最後にリトライ性ですが、基本的には失敗したステージの直前にすぐリスポーンするためサクサクプレイすることができましたが一部ステージのみ、「え、そこからやり直し?」という箇所もあったので何度も言いますが、心が折れるくらいなら難易度をさげてでも続きのストーリーを見に行きましょう!
まとめ
何で今までプレイしてなかったんだ…!!
という後悔のような感情が湧いてくるくらい素晴らしいゲームだったと思っています。もちろん中々クリアできなくてイライラした部分などもありましたがとにかくそんなのかき消されるくらいの感動をあたえてくれました。
久々に出会えてよかったと思えるようなゲームをプレイできました。
とにかく1人でも多くの方にぜひプレイしてもらいたいと思っているので今SANABIを気になってこの記事を読んでくれたそこのあなた!!!今すぐプレイしましょう!!
ここまでお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう(^^)/
当ブログ管理人。大作ゲームを中心にインディーズゲームまで幅広くプレイすることを心がけている。
プロフィール画像はドラクエ8の主人公がモチーフです!
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