『ホグワーツ・レガシー』クリアレビュー・評価、ハグリッドが空飛ぶバイクで迎えに来なかった人たちへ向けた完璧な魔法界入門ゲーム 細部へのこだわりとバトル要素の調整が素晴らしい

ホグワーツレガシー PS4/5おすすめ!

みなさんお久しぶりです! Reeです!
今回はオープンワールドARPG『ホグワーツ・レガシー』のクリアレビュー・評価をしていきたいと思います。

ホグワーツレガシー

最近、マジで無限にゲームをしててブログネタも12本くらい余裕があったんだけど、逆にブログを書く時間が足りず更新ができてませんでした…。書きたい作品はいっぱいあるんだよ! と言うことで少しずつですが、記事化していければと思います!

作品概要

『ホグワーツ・レガシー』
発売日:2023年2月7日
発売・開発元:ポートキー・ゲームズ
プラットフォーム:Steam、NintendoSwitch、PS4・5、Xbox one・X・S
プレイ人数:1人
価格:9,878円
Reeのクリア時間:約30時間程度

『ホグワーツ・レガシー』を制作したポートキーゲームズは、『ハリー・ポッター』シリーズのゲーム作品を作るためだけに作られたレーベル。一応過去にハリポタ版『ポケモンGO』を配信していたのですが、あんまり注目されておらず…。今回、ようやく発売されたガチガチなゲームになります。

今回僕はPS5版でプレイ…っていうか、CS版だと次世代機でしか発売直後に遊べなかったので『ホグワーツ・レガシー』をやるためだけにPS5を買いましたw PS5を買ってからすでに2ヶ月が経過してますが、現状サードパーティ製のコントローラーが自由に使えるPS4の方が遊びやすかったと感じてるし、なんならApexもOverWatchもわざわざPS4版をダウンロードして遊んでいます。

あらすじ

時は『ハリー・ポッター』よりも『ファンタスティックビースト』よりも昔、1800年代の魔法界。5年生という微妙なタイミングでホグワーツ魔法魔術学校に転校してきた少年が主人公なのだが、なぜか古代魔術の痕跡が見えるという特殊能力があり、それが原因で魔法界への反乱を企むゴブリンに目をつけられてしまう…

僕はかなり『ハリー・ポッター』シリーズが好きなのですが、今作のストーリーの完成度の高さは正直異常。詳しくは後述しますが、ハリポタマニアがプレイしても違和感なく、十分楽しめ作中の世界に浸れるレベルとなっていました。

個人的には、これまで描かれてきたストーリーよりも前の時代ということもあり、これまでにない魔法体験が充実していたと思います。

評価点・良かったところ

ここからは、『ホグワーツ・レガシー』の作品全体を通した評価点や良かったところについてレビューしていこうと思います!

映画の世界観とオープンワールドの相性の良さ

ホグワーツレガシー

『ホグワーツ・レガシー』は、上でも紹介した通り『ハリーポッター』シリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校を中心にその周囲の町や禁じられた森といった原作にも登場する場所の数々を自由に遊ぶことができるオープンワールド制が採用されています。

オープンワールドのゲームの面白さって作り込みの良さが最低ラインの前提となっている印象があるのですが、『ホグワーツ・レガシー』の場合すでに映画で再現されているフィールドを用意しなければならず、言ってしまえばファンからするとすごいハードルが上がりに上がってるんですよ。
『ホグワーツ・レガシー』では、そのハードルを見事に飛び越え、原作ファンからも「あ、この場所あのシーンのところだ!」と納得できる出来栄え。本当に歩いてるだけでマジで楽しい。

さらに映画では登場せず、小説版でしか登場しなかった小さな町や本編に登場しなかった町の作り込みも素晴らしく、僕はホグズミード村を探索するだけで計3時間かけてましたw

再現が難しい魔法戦闘の出来の良さ

個人的に魔法ONLYで戦うゲームって、どうしても戦闘のテンポ感が悪くなりがちな印象があり、『ホグワーツ・レガシー』をプレイする前の心配要素だったのですが、まさかの完璧な出来栄えになっていて衝撃的でした。

ホグワーツレガシー

というのも、『ホグワーツ・レガシー』では戦闘系・サポート系・便利系の魔法が全部で26個あるのですが、それらを自分で自由にプリセットに配置することが可能。自分好みの魔法でテンポよく戦闘することができるんです!

また「自由に戦えるなら戦闘系一色のパワー系にしちゃえばいいんじゃね?」と思うかもしれませんが、敵がバリアを貼ってきてそれを崩すのにサポート系の魔法が必須だったりするため、程よいバランスでプリセットを組まなければならない…など、戦闘バランスも上手く調整されています。
この調整のウマさによって、ハクスラ系にはならず、強い敵の場合ギリギリの戦いを楽しむことができるようになっています。本当に良調整だと思う。

細かい要素が完璧すぎた

ホグワーツレガシー

ゲーム性、バトル要素ともに100点の『ホグワーツ・レガシー』だが、他の細かい部分も正直完璧。個人的に嬉しかったのは、魔法動物への深堀り。過去にも様々な『ハリーポッター』シリーズのゲームは発売されてきたのだが、ここまで魔法動物について丁寧に触れたのは初めてなんじゃないかな?

他にも箒で自由に飛んでオープンワールドを闊歩できたりと全体的に完成度が本当に高くて、マジで歩いているだけで楽しめる作品になっていました!

残念な点

全般的に文句のない出来栄えとなっていた『ホグワーツ・レガシー』ですが、一部感じた残念な点を紹介していきます!

後半の戦闘がパターン化

ホグワーツレガシー

序盤は敵の攻撃のパリィ等のタイミングがシビアだったりとかなりヒリついた戦闘が楽しめるのですが、ストーリーが後半に進むにつれてプレイヤーの慣れと強力な呪文の獲得によって次第にヌルゲー化してきてしまいます。
というのも、『ホグワーツ・レガシー』にはボスキャラを除いて基本的に出てくるザコ敵の種類が多くなく「この敵ならこの方法でボコせるな〜」と判断することができてしまい、結果的にヌルゲー化してしまう…といった感じ。

ただ、ラスボスとの戦闘が完全にこれまで使ってきたテクニックをフルに活かして戦う…といったタイプなので、最終的にやってきてよかった!となる感じなのでまぁ良いかな。

というか、闇の魔術が強すぎ。中盤辺りまでマジで100点の調整なんだけど、後半はアバダケダブラすれば全て破壊できちゃうから僕は闇の魔術縛りをしてクリアしました!

総括〜ハグリッドが迎えに来なかった人たちの夢の世界〜

ホグワーツから手紙が来ないかとウズウズしながらポストを確認していた11歳のころの僕。
ハグリッドが空飛ぶバイクで迎えに来てくれると信じて空を眺めていた11歳のころの僕。

ホグワーツにはPS5とソフトを買えばすぐに入学できたよ。いや、マジで。

今回は紹介しなかったんだけど、マジで細部の作り込みがヤバすぎる。ホグワーツ内の各箇所だけでなく、村や町、ホグズミード村の村民らの会話までしっかりと作られていて、個人的には本当に楽しかった。

現状、新規DLCの追加は予定されていないらしいので、ちょっと残念なところもあるけど、今回の『ホグワーツ・レガシー』の出来栄えから見るに今後のポートキーゲームズの作品には注目していきたいですね!

というわけで、ここらで『ホグワーツ・レガシー』のレビュー・評価を終わりにしようと思います!ここまでご覧いただきありがとうございました! 次の記事でお会いしましょう!!

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