『黄昏ニ眠ル街』レビュー・評価まとめ 超絶キレイな世界を探索 やり込みゲーマーにオススメな傑作
みなさんこんにちは、Reeです!
今回は、先日CS版が発売となったばかりのアクションゲーム『黄昏ニ眠ル街』のレビュー・評価をしていこうと思います!
『黄昏ニ眠ル街』は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『ポケットモンスター ソード・シールド』などの、有名ゲームのアートに携わってきたデザイナー・nocras氏が描く絵の世界を自由に探索することを目的として、自ら開発したアドベンチャーゲームなんです。
そのため、めちゃくちゃ世界観が綺麗でマジで最高なんですよ…。その魅力を伝えていけたらと思います!!
作品概要
『黄昏ニ眠ル街』
発売日:2021年4月13日
発売・開発元:Orbital Express
プラットフォーム:Steam、Nintendo Switch
プレイ人数:1人
価格:1,980円
Reeのクリア時間:約5時間程度
上でも紹介した通り、『黄昏ニ眠ル街』はデザイナー・nocras氏が描く絵の世界を自由に探索することを目的として開発されたアドベンチャーゲームです。
それだけでなく、音楽制作には、Snail’s Houseとしても知られるエレクトロニックミュージシャン・Ujico*氏も参加。そのため綺麗な世界観に、ぴったりなBGMとなっていて、マジで最高。
オリエンタルな世界観の雰囲気にどっぷりハマれる神作となっていました!
あらすじ
とある用事で訪れた東洋の街に到着した途端、飛行船が故障してしまう。
今にも墜落しそうな機体を操縦し、何とか陸地まで辿り着くものの、降り立ったその地は霧で覆われ、眠りについたかのように静まり返っていた…
霧に覆われた東洋の街・トウエン(中国の西側?的な和洋中が合わさったオリエンタルな雰囲気)を舞台に、主人公・ユクモが各地を飛び周り、「大地の源」を集めて復興していく…といったストーリー。
まず純粋にユクモがかわええ。めっちゃかわええ。
そして相棒のコガラもかわええ。めっちゃかわええ。
マジ眼福なのよ。言わずもがな、世界観がしっかり確立していて散歩するだけでも楽しいし、その主人公としてのユクモの見た目がぴったりなのよ。
後述しますが、ゲーム性も豊かで作品としての完成度もかなり高く、やることは“「大地の源」を集める”だけなのに、めちゃくちゃ楽しめるゲームとなっていました!
評価点・良かったところ
ここからは、『黄昏ニ眠ル街』の作品全体を通した評価点や良かったところについてレビューしていこうと思います!
周回要素が楽しめる秘策
『黄昏ニ眠ル街』には、大きく分けて4つのステージがあり、それぞれに60個の「大地の源」が設置されています。また、各ステージ2個ずつ「神木の聖域」に火を灯す必要があります。
感のいい人ならわかるかもしれませんが、同作で基本的にやることはひとつ。ステージを周って「大地の源」を集めて、一定数回収すると次のステージへ…と、ゲーム性自体はかなり短調なんです。
ただ、「神木の聖域」をクリアすると、宙に浮けるようになったり、前方に加速することができたりと、できるアクションの数が増えていき、最初は届かなかった「大地の源」を取れるようになり、しっかりと周回要素を楽しめる工夫がされているんです!
また中盤になると、ユクモの飛行船の修理が完了し、ステージを飛行船で回ることが可能に。個人的にはコレが一番嬉しかったですね。。美麗な世界観を飛行船に乗って、舐めるように眺めるのがめちゃくちゃ楽しかったです!
また飛行船じゃないと取れない「大地の源」もあり、、インディーズゲームの周回要素としては申し分がない完成度となっていました!
やっぱり最高な世界観&音楽
上でも散々語りましたが、やっぱり世界観が最高なのよ!
僕は元々世界観の作り込みがしっかりとしたインディーズゲームが好みなのですが、『黄昏ニ眠ル街』はマジで完璧。1ステージごとに、建物の形や街の雰囲気が異なり、オリエンタルな様式は保ちつつ「あ、ここは元々栄えてた街だから商店街ちっくな街並みなんだな〜」とか、その街の背景が透けて見えるんですよね。
やっぱこういう作り込みって、インディーズならではのものでもあるので、より一層探索が楽しくなるんですよ。これも周回要素に一役買ってるって考えるとホントよくできてるよな〜。
あと、やっぱりやっぱり音楽がいい。
表現が正しいのか自信がないだけど、いわゆる「雄大な自然を感じる壮大な音楽」って言うんですかね??
マジでいい。
前提としてよく作り込まれたステージにユクモが立つと、そこにグワーーって想像力を掻き立てる壮大な音楽が見事にマッチしていて完璧なんですよ。本当にプレイして楽しい、聞いて楽しい良いゲームだなと感じました。
着せ替え要素が神
『黄昏ニ眠ル街』では、ステージをクリアすると各箇所でショップが開店されます。そこで諸々購入することで、部屋の中を改装したり、ユクモの衣装を購入することができるんです!
この着せ替え機能がマジで神。
着せ替え機能ってウキウキするよね。(ちなみに僕は『零』シリーズでひたすら着せ替えして遊んでた…)
この手の細かいところまでしっかりと工夫されているのも、同作の魅力のひとつかなと思います!
残念な点
全編を通して面白い作品だった『黄昏ニ眠ル街』ですが、正直「これちょっと微妙だな…」となった点もあったため、紹介していきます。
操作性がイマイチ…
『黄昏ニ眠ル街』は、上でも紹介してきた通り、ユクモを操作してステージをクリアしていくアクションゲーム的な側面が強い作品となっているのですが、かなり操作性に難があるんですよね…。
もちろんインディーゲーとしては及第点、なんならかなり操作感が良くシームレスに遊ぶことができると思います。ただ、アクション&探索に重きを置いた作品としては、どうしても気になってくるかなと。
特にジャンプしたときの慣性の働き方が少し独特な感じ。プレイする際は、ジャンプの感覚を練習してからチャレンジすると良いかもしれません!
総括
『黄昏ニ眠ル街』のレビュー・評価は以上となります!
マジで世界観が綺麗かつユクモがめちゃくちゃかわいい作品となっており、完成度の高さが圧倒的。ステージを散歩するだけでもめちゃくちゃ楽しいゲームとなっていました。
ぜひ気になった人は遊んでみてくださいね!
ではでは、次の記事でお会いしましょう!
会社員ライター。同ブログでは編集を担当。
インディーズゲームが好き。ゲーム歴はメンバー内で一番浅い。
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