『百英雄伝Rising』レビュー/評価  シンプル操作でバトルが楽しめる究極のお使いゲー

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『百英雄伝Rising』レビュー/評価  コスパのいい究極のお使いゲー

皆さんこんにちは(^^)/モンハンサンブレイクを堪能中の当ブログ管理人テラでございます。

今回はまさかの本編の発売前に前日譚として発売された「百英雄伝Rising」のクリアレビュー/評価をしていきたいと思います( `ー´)ノ

2023年発売予定の本編「百英雄伝」に興味を持っている方はまずこの記事を読んで前日譚である「百英雄伝Rising」の購入を検討してみてはいかがでしょうか??

※本レビューはネタばれ無しを心がけていますが、一部あらすじなども記載しておりますのでご了承ください。

作品概要

作品名:百英雄伝Rising
発売日:2022年05月11日
開発:Natsume Atari
プラットフォーム:PS5,PS4,Switch,Xbox,PC
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
価格(Switch版):1.650円
テラのクリア時間:15時間弱
まずは「百英雄伝」とはなんぞやというところから触れていきましょう。
「百英雄伝」とは1995年から続いてきたの往年の名作RPG「幻想水滸伝」のクリエイターが再集結して制作中の2023年発売予定のRPG作品です。幻想水滸伝を彷彿とさせるような作品でクラウドファンディングでも一瞬で資金が集まってしまうほど待ちに待っているファンの方が多いと思います。筆者自身、「幻想水滸伝」は1と2を数年前にPSvitaで遊びドはまりしてしまうほど今なお楽しめる作品です。そんな名作の血を引く「百英雄伝」の前日譚を描いているのが今作「百英雄伝Rising」です。
「え、本編の前に前日譚?」とか思うかもしれませんが、気にしたら負けですよw(呪術廻戦0みたいなもんよ)
2023年発売予定の本編「百英雄伝」はコマンドRPGですが、今作はアクションRPGとなっています。
簡単操作のバトルと街の発展要素、豊富なクエストなど1650円とは思えない良作と感じましたので詳しく述べていきます( `ー´)ノ
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あらすじ

遺跡に眠るレンズなどの宝に引き付けられるかのようにやってきた冒険者たちは、大地震に襲われた町にたどり着き、町人たちの苦悩を知ります。旅の途中、冒険者たちと遺跡を守る地元の人々との間で起こる諍いを収めなければなりません。お互いが宝を求める理由を知り、人々との絆を深めていくのです。

この遺跡には、ある冒険者の運命を大きく左右する秘密が隠されています。単なる宝探しから、大きな陰謀へと変化し、『百英雄伝』のメインストーリーへと繋がります。
※一部ゲームダウンロードサイトを引用しております。

主人公はスカベンジャーとしてお宝を探している少女CJ、そしてひょんなことから一緒にお宝探しをすることになるカンガルーのガルーと町長イーシャです。大地震に襲われた町の復興を手伝いながら冒険を進めていくという流れになっています。また今作の特徴としてキャラ通しの掛け合いがコミカルで結構笑える場面が多かったです。こういうコミカルな描写というのは、たまに寒くなってしまったり、ノリきれなかったりすることがあったりしますが、今作のシーンは面白く感じることができました。
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評価点

「百英雄伝Rising」の評価点を3つにまとめてみました!

■簡単操作なのに心地よい戦闘
■街を復興させることで増えていく強化要素
■膨大なクエスト数
まとめる際に漏れてしまったのですが、グラフィックも1650円の2Dアクションゲームとしてはリッチで綺麗に描かれていましたよ( `ー´)ノ(ロケーションは多くはないですが)

簡単操作なのに心地よいバトル

まずはバトル面についてです。ぱっと見最近流行りの高難易度ローグライクアクションのような見た目をしていますが、操作はとてもシンプルです。YボタンがCJ、Xがガルー、Aボタンがイーシャというように1つのボタンに1キャラの攻撃が割り当てられており、1つのボタンを連打することでキャラがコンボを繰り出します。またバトルの要、そして心地よさのポイントとなっているのが「リンクアタック」という連撃になります。「リンクアタック」は1人のキャラの攻撃の最後に他のキャラの攻撃キャラをタイミングよく押すことでキャラを交代しながら強力な攻撃を繰り出すことができます(Y→X→Aのように)
この「リンクアタック」が強力な上に派手なエフェクト、「バーンバーン」という気持ちいい効果音が伴っていて簡単な操作なのにすごい技を繰り出してるような感覚になれます。つい気持ち良すぎて超雑魚なモンスターにもリンクアタックでオーバーキルしてしまうなんてこともww

またキャラごとに回避、防御技や攻撃技にも特徴があるのでコロコロキャラを切り替えながら戦うことで有利に立ち回ることができます。
さらに中盤からは属性を付与するレンズをキャラに装備できるようになるため有利なレンズを装備したキャラで戦うなどの選択肢も生まれてくるのです。

ぶっちゃけ最序盤はキャラも二人ですし、コンボもすぐ終わってしまうので「これバトルつまらないんじゃ…」と思っていましたが、話を進めたり武器や防具を強化していくうちにできることが増えシンプル操作ながらも心地いいバトルに病みつきになっていました!!

街を復興させることで増えていく強化要素

今作の特徴の一つに、町の復興、発展という要素があります。
ストーリーを進めたり、町民からお願いされたクエストを進めることで、鍛冶屋や防具屋、温泉や牧場など、様々な施設がオープンします。またオープン後もさらにクエストを進めたりすることで、店のラインナップなどが充実していきます!
これらの施設を活用することでキャラクターの成長や、バフをかけることができ、冒険を有利に進めることができます。

様々な施設があるので、クエストや素材集めに細かな目標ができることで達成感を得ることができました。


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膨大なクエスト数!

今作はとにかくクエスト数が豊富です!ストーリーをクリアするだけなら10時間ほどとサクサクプレイすることができますが、クエストのコンプリートを目指せばかなりの時間を遊ぶことができるかと思います。1650円ということを踏まえれば充分なボリュームを遊ぶことができます。お使い感を感じるものもあるので人によっては単調に感じてしまうかもしれませんが個人的には概ね満足でした。

またクエストをクリアすることで、前述した街の復興要素だけじゃなくスタンプが溜まっていき一定数スタンプが溜まるとバトルシステムのところでお話したリンクアタックの回数を増やすことができバトルの爽快さが増すためそれを目標にクエストをこなすことができました( `ー´)ノ

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気になった点、注意するべき点

爽快なバトルと豊富なクエスト数で良ゲーといってもいい作品ではあるのですが、いくつか気になる点や人によっては不満につながってしまう点もありましたので、参考までに挙げていきます!

百英雄伝だが仲間を集めるわけではない

これは僕だけかもしれませんが、本編である「百英雄伝」がたくさんの仲間を集めていくタイプのゲームなので今作「百英雄伝Rising」でもいろいろな仲間を集めて使えるのかなと勝手に思っていたのですが、使えるキャラクターは3人だけなので勘違いしているとがっかりしてしまうかもしれません。

ロードの多さ

「百英雄伝Rising」は、拠点となる街や冒険の舞台となるダンジョンはエリア制となっているのですが、エリア移動ごとにロードが挟まるため正直ストレスに感じました。僕はswitchでプレイしたので一回5~10秒ほどのロード時間でした。別の性能の良い機種であればそこまで気にならない可能性もありますがswitchでプレイを検討している方も多いかと思いますので念頭に置いておいた方がいいかもしれません。

単調なクエストもある

評価点として、豊富なクエストと挙げているので基本的にはいい点かなぁと思うのですがやはりお使い感は強いです。
指定のモンスターを倒してこいや、素材を集めてこいなどは個人的には全然気にならないのですが、ダンジョンに行くわけでもなく街にいる人に話しかけてくるといったクエストはかなりめんどくさく感じてしまいました。(ぶっちゃけ自分で行けよ!って思いますよねw)

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総評:お使い感は否めないが光るところはある良ゲー


ぶっちゃけ「百英雄伝Rising」は「お使いクエスト」が楽しめるか否か次第だと思います。
「お使いクエスト」が楽しめる方であれば、コスパの良い作品としておすすめできるんじゃないかなぁと( `ー´)ノ

今作がどこまで本編である「百英雄伝」とつながっているのかはわかりませんが、「百英雄伝Rising」のキャラに親しみを持ちつつ2023年発売の本編を待ちたいなぁと思います(^^)/

以上で「百英雄伝Rising」のレビュー・評価になります!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!また次の記事でお会いしましょう!

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