『ハーヴェステラ HARVESTELLA 体験版』レビュー/評価 完全新作生活シミュレーションRPG!たくさんの要素があるがチープ感は否めない?
皆さんこんにちは( `ー´)ノ東京ゲームショウの興奮が冷めない当ブログ管理人テラです。
スクエニのゲームラッシュが凄まじいところですが、今日はその中でも完全新シリーズである『ハーヴェステラ』の体験版をプレイいたしましたので、レビュー・評価をしていきます!
※当記事ではシナリオの核心的なネタバレなしを心がけていますが、一部あらすじ等を記載しておりますので、気になる方はご注意ください
※またあくまで体験版プレイ時点でのレビューになります。
作品概要
お財布も時間も持ちませんw嬉しい悲鳴ですw
あらすじ
体験版をプレイした限りですが、導入は、いきなりではありますが綺麗にまとまっていたのではないかなぁと個人的には感じています。そして様々な謎や用語が出てくるので先が気になりました。生活シミュレーションというスローライフチックなシステムに、未来から来た少女、記憶喪失の主人公、そしてシーズライトや死季とも関りがありそうな「魔族」と、正直設定過多な気もしていますがどうまとめてくるのか注目です( `ー´)ノ
ゲームシステム、特徴、評価点
体験版クリア時点で感じた「ハーヴェステラ」のゲームシステムや評価点をまとめていきます!
▶ジョブを切り替えて弱点を突く戦闘システム
▶季節を彩る秀逸なBGM
▶一日をどう使うかが鍵になる!これでもかと詰め込まれた生活要素
時間経過について
まずは「ハーヴェステラ」の根幹とも言える生活シミュレーションパートについてです。プレイヤーは基本的に一日を自由に使うことができます。ゲーム内では時間が流れており、基本的には自動で時間が過ぎていき、またクラフトや移動など特定の行動をとることで時間が経過します。一日でできることは限られているためどのように効率よく行動していくかが攻略のポイントになるでしょう。
また時間経過の観点でいうとワールドマップの移動でも時間が過ぎていくので注意が必要です。個人的にはソフィーのアトリエ1のマップシステムが近いかなぁと感じています。またペットを飼うことでワールドマップの移動はかなり快適になるようです。(筆者は完全に見落としたままクリアしてしまいました。)また進めていくうちにファストトラベルやダンジョンのショートカットを開放していくことで少しずつ快適に移動できるようになっていくのはよかったです。ただそれでも時間経過はかなり早く感じてしまったので今後快適になるといいなと思います。
農作、クラフト、建築に料理までできることが盛りだくさん!?
じゃあ一日をどう過ごすのかですが、できることはマジでたくさんありそうでした。
まずは今作売りである農作ですが、シンプルなシステムで種を植え、水をやりあとは時間経過で育っていきます。畑はクラフトで手に入るハンマーなどを使うことで拡張していくことができ、収穫した作物は料理して冒険に役立てたり、出荷してお金を稼ぐのに使うなど物語を進めるに当たり大事な要素になりそうです。また体験版時点では体験できませんでしたが、畜産もできるようなので拠点自体もどんどん拡張できそうです。ペットをうまく活用して移動を効率よく済ませるなんてこともPVを見る限りはできるようですね(*^^)v
また探索で集めた資材を使って道具をクラフトしたり建築もすることができるようです。冒険や農作を手助けするアイテムやストーリーを進めるのに必須なアイテムなどもありました。パズル要素はありませんがこの辺のアトリエシリーズっぽい感覚でした。
他にも釣りだったり料理だったりとできることは多くありそうで、ハマればずっとできてしまうのでは?と思います。
▶ジョブを切り替えて弱点を突く戦闘システム
今作の戦闘パートはアクションRPGとなります。基本的には通常攻撃とスキルを駆使して戦っていき属性などで敵の弱点を突くことで大ダメージを与えたり、大技を防いだりすることができます。そして特徴的なのはジョブシステムです。体験版時点では近距離戦闘のファイターと魔法で戦うメイジの二つでしたが戦闘中にジョブを切り替えながら戦うのは楽しかったです!
スキルはジョブごとにジョブポイントを使用して習得していくスキルツリー形式になっていて戦闘の拡張要素はかなりあるように感じました。装備の強化やアクセサリー、料理によるバフなどもありプレイヤーによって戦闘スタイルは様々変えられそうなのは評価できるポイントです。
ただ肝心の操作感は正直良いとは言えませんでした。敵の攻撃が避けづらかったり、敵の動きが単調だったりとチープ感は否めず、技のクールタイムが長かったりと不便な点もありました。クールタイムや回避などは今後スキルを強化していくことで解決できそうですが、敵の動きやノックバックなどがなく技の押し付け合いになる戦闘は体験版時点では正直褒められるものではないのかなと思います。
▶季節を彩る秀逸なBGM
ここまで評価できる点と併せて少し微妙に思ってしまった点をあげましたが、BGMに関しては本当に手放しで素晴らしかったです。今作のBGMを手掛けるのはこれまでテイルズシリーズやゴッドイーターシリーズなど様々なゲーム、アニメに携わってきた椎名豪さんです。
スローライフ感とともに哀愁を感じるような世界観にピッタリなBGMや雄大さを感じるメインテーマなど一瞬で心を掴まれました。椎名さんのファンであればそれだけで買いといってもいいんじゃないかなというレベルです。
微妙な点、気をつけた方がいい点
ここまでも少し述べてきましたが、いろんな要素があるのはいいのですが、チープ感は否めないなというのが正直な部分です。その中でも特に感じた点をまとめてみました。
グラフィックやモーション
まずはグラフィックやモーションに関してですが、お世辞にも良いとは言えません。5年位前の中小規模のゲーム会社が作るゲームみたいだなというのが正直なところです。イラストのキャラや世界観はかなり魅力的なだけに残念でした。スクエニとはいえ完全新作にはお金はかけられないよというところでしょうか。
戦闘のモーションやエフェクトなども控えめで爽快感が削がれてしまうのではないかと感じます。
ボイスの有無について
主人公と仲間が探索や戦闘の際に少し声を発するのみでイベントシーンや普段の会話ではボイスはついていませんでした。仲間が加入した後探索の際にしゃべった時は逆にびっくりしたくらいです。
グラフィック同様、魅力のあるキャラも多いのでムービーシーンだけでもボイスがあればなぁと思ってしまいましたね
ロードの長さ
こちらも少し不便に感じた点ですが、ロードは少し長めです。1回1回はあまり気にならないのですが、マップの移動が多くロード自体が多いため煩わしく感じました。最近のゲームに慣れすぎてしまったのかもしれませんが少し残念なポイントです。
まとめ、総評
総評:期待しすぎなければ充分楽しめるであろう一作
生活シミュレーションRPGというジャンル、生活要素の多さ、キャラの成長性やストーリーなど魅力的な部分は多くあります。ただ全体的なチープ感やかゆいところに手が届かない部分がどうしても目についてしまうというのが本音です。
ぶっちゃけルーンファクトリーシリーズもリッチなゲームとは言えないので鍛えられたプレイヤーであれば問題なく楽しめるでしょうw
気になるところは多くありますが、それらの部分に目をつぶってでもこのゲームジャンルに飢えている方、ストーリーや世界観に引き込まれた人にはおすすめです。
せめてもう少し新作が少ない時期に出してくれればなという感じでしょうか( `ー´)ノ
個人的にはセールのタイミングなどで購入してみようかなと思っています!!
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以上が、『ハーヴェステラ HARVESTELLA』のレビュー/評価になります!
ここまで読んでいただきありがとうございます!また次の記事でお会いしましょう(*^^)v
当ブログ管理人。大作ゲームを中心にインディーズゲームまで幅広くプレイすることを心がけている。
プロフィール画像はドラクエ8の主人公がモチーフです!
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