【体験版】アイドルマスタースターリットシーズン感想
はじめまして。水瀬伊織の専属ドライバーをしているはたです。
アイマスの家庭用ゲーム待望の新作『アイドルマスタースターリットシーズン』の体験版を、忙しい方向けに簡潔にレポートしていきます!
実は家庭用アイマスをプレイするのは今作が初めてなんですよね・・・。
今作は『アイドルマスター』『シンデレラガールズ』『ミリオンライブ』『シャイニーカラーズ』の4ブランドのアイドルが登場するため、「プロデューサーデビューするならこの作品からでしょっ!」と意気込んでダウンロードしました。
※全キャラが登場するわけではなく、計29人のアイドルが登場します。
これから家庭用アイマスを始めたい方はもちろん、しばらくアイマスシリーズから離れていた方にも、最新のアイマスがどんなゲームになっているかイメージしてもらえるように話していきます!
作品概要
作品名:アイドルマスター スターリットシーズン
発売日:2021年10月14日
機種:PlayStation4 STEAM
ジャンル:アイドルプロジェクトプロデュースゲーム
プレイ人数:1人
希望小売価格:
・PlayStation4
通常版(パッケージ版・ダウンロード版):8,200円+税
デラックスエディション(ダウンロード版):12,500円+税
初回限定生産版(パッケージ版):13,800円+税
・STEAM
通常版(ダウンロード版):オープン価格
デラックスエディション(ダウンロード版):オープン価格
あらすじ
『スターリットドーム』のこけら落とし出場をかけた
アイドルユニット選抜『スターリットシーズン』が開催!芸能プロダクション『765プロ』所属のプロデューサー(=プレイヤー)は海外研修を終え、日本に戻ってきた。
765プロ事務所に帰社し、再会した社長の高木順二朗から、新たな大型アイドルイベント『スターリットシーズン』に臨むために
今回は『複数の事務所からアイドルを集めたスペシャルユニット』を参加させたいことを聞かされる。
既にいくつもの事務所に声をかけており、どこも前向きな返事をくれているという高木社長。
そして、帰国早々、高木社長から正式にスペシャルユニットの担当プロデューサーに任命されるのだった。各事務所のアイドルたちと直接話をし、徐々にスペシャルユニットが形作られていく。
その最中、プロデューサーは一人の少女『奥空 心白(おくぞら こはく)』と出会う。
なんとか彼女をスカウトする事に成功するものの、この出会いはスペシャルユニットの運命を大きく左右することになる。こうして29名が揃い、月の明かりに導かれ、春夏秋冬を通した夢の競演『スターリットシーズン』への準備が整った。
ここから、様々なアイドルとプロデューサーによる『プロジェクトルミナス』が始動する。
公式ホームページより
プロデューサー業に海外研修とかあるんだ。
天下の765プロの社長が他事務所に協力を仰ぐほど、『スターリットシーズン』は強豪揃いのビッグイベントなんですね。
当然アイマスシリーズの世界には、アイマスシリーズ以外のアイドル事務所も無数に存在するわけですから、
No.1アイドルユニットを目指すとなると新しい試みも必要になってくるのでしょう。
そして新登場の『奥空 心白』ちゃん。
『一人の少女』と表記していることから、Pがスカウトする前はアイドルではなく一般人だったのでしょうか。
この子がどんな意志を持って『プロジェクトルミナス』に参加したのか。そして物語にどのような影響を及ぼすのか気になるところです。
今作の特徴
①事務所の垣根を超えたアイドルたちの絡み
②臨場感のあるライブシーン
③やりごたえのある絶妙な難易度
事務所の垣根を超えたアイドルたちの絡み
かわいい。
3Dモデルって苦手なイメージがあったのですが、3DCGっぽさはなく自然にぬるぬると動いています。作画もアニメ調に寄せられていてとても好みです。
劇場版アイマスのマスターピースを観た際、3DCGに違和感が無くてむしろ感心したのを思い出しました。
体験版を進行してくれるのは写真の5人。全員がそれぞれ異なる事務所のアイドルで編成されたユニットですね。
他事務所同士とは思えないくらい仲良く話している姿が描かれています。
765プロとミリマスの実質主人公同士の絡み。未来は劇場版のミリマスメンバーからは外されていたので、アニマス勢の筆者にとっては閣下との会話を見たのは初めてで新鮮でした。
製品版ではもっといろいろな組み合わせでアイドルたちが交流して、彼女たちの新しい一面がたくさん描かれることでしょう。公式カップリングも増えてPixivが賑わいますね。
心白と甘奈が奈々さんにフリのレクチャーを受けている一幕。奈々さんは若手アイドル達に頼られるベテランアイドル的立ち位置のようです。
奈々さんと甘奈はともに17歳で同い年なので、お互いにちゃん付けで呼び合っています。当たり前ですね。
臨場感のあるライブシーン
さて、アイドルたちの日常を覗くのはこれくらいにして、いよいよプロデューサーとしての仕事を行うとしましょう。
家庭用アイマスの醍醐味、リズムゲーをやっていきます。
遊べるのは『SESSION!』『お願い!シンデレラ』『Spread the Wing!!』の三曲。
体験版ではアイドルとポジションは固定とのこと。
『SESSION!』はプロジェクトルミナスの新曲のひとつです。新曲が気になりますが、いおりんがいるので『Spread the Wing!!』を選択。新曲が気になる方は公式サイトをチェックだ!
とりあえず初見はボタンを押さずに、ライブの様子をじっくり鑑賞していこうと思います。
なんかいろいろとすごいぞ!
最初に気になったのはカメラワーク。現実のアイドルのライブとかで感じる「このカメラマンわかってるな!」というカットが満載でした。全体でフリが揃ってる場面を引きで映したり、個人のアピールポイントで寄ったり、特徴的な手のフリの時は瞬時に手のどアップカットが入ったりと!
詳細については後述しますが、製品版ではカメラワークも自由に編集できるそう。うまく設定できればここまでアイドルを魅力的に映し出せるのかとワクワクしました。
そしてキャラクターの表情も実に豊かです。笑顔や真剣な顔、悲しい顔・・・。それも、歌詞に合わせて一瞬だけ表情を変えたりするので、彼女たちが歌詞に気持ちを込めてパフォーマンスしていることが伝わってきます。
いや~満足。もはやボタンポチポチせずに、自分好みのライブを作って眺めてるだけで楽しいです。
やりごたえのある絶妙な難易度
いやいやここで満足し切ってはいけない。自分の手でライブを成功に導いてこそのプロデューサー。
いよいよリズムゲームをプレイしていきます。
本番の前にライブの仕様をいろいろと説明してくれますが、リズムゲーには自信があったため説明を流し見。要はタイミングに合わせてボタンを押して、目標のポイントに届かせればいいってことでしょ?それくらいは知ってますとも…
家庭用アイマスってこんなに難しいの?!
ちなみに体験版では難易度を『EASY』と『HARD』から選べるのですが、万が一を考えて『EASY』を選択しています。
そしてmissもなく、体感で8割は『PERFECT』を出したにもかかわらずクリアできませんでした。
このゲームがただのリズムゲーではないということを少し話していきましょう。
アイドルのテンションに気を配る
まず前提として、タイミングよくキャラクターに割り当てられたボタンを押すことをアピールと呼びます。
このアピールのタイミングと、アイドルのテンションによってもらえるポイントが変わるわけです。
そして、同じアイドルがアピールを連続して行うたびにテンションが下がっていき、右隣のアイドルのテンションが上がっていくという仕様です。
いおりんばかりにアピールをさせていたのがクリアできない1つの要因だったようです。
なんだか複雑に感じるかもしれませんが、テンションが100%を下回る直前で右隣りのアイドルのボタンを押し、それを繰り返していくという感じです。手が各アイドルのボタンの割り当てを覚えたら、さほど難しくはありませんでした。
特殊アピールを駆使する
アピールのタイミングでxボタンを押すことで、『思い出アピール』が発動します。
『思い出アピール』はコンボ数を稼ぐことができ、アイドルのテンションを上げることもできるため、序盤にガンガン使っていくのが望ましいと思います。
アピールで『PERFECT』を出すか、『思い出アピール』を使用することでゲージが溜まっていき、『ユニゾンアピール』が発動できるようになります。これはアイドル1人1人が持つ特別なアピールで、使用したアイドルが連続してアピールを行う高スコアなアピールです。
発動中はアピールのボタン表示が一瞬現れては消え、しかも順番は不規則なので初見では難しかったです。
ただ、ボタン表示が現れる順番は毎回一緒だったので、覚えてしまえばどうということはありませんでした。
ちなみに『ユニゾンアピール』を使用するアイドルはライブ中に選択できるため、毎回せっせといおりんに変更していました。
『ユニゾンアピール』を使用するか、時間経過で『クライマックスアピール』が発動できます。アイドル全員が連続してアピールをおこなう超高スコアなアピールのことです。
『ユニゾンアピール』のボタン表示が画面のあちこちに出てくる版といった感じで、初見ではmissしてしまいました。
しかしこちらもボタンの順番は毎回一緒なので覚えてしまいましょう。
先程までのテクニックを踏まえて再挑戦。3回目でギリギリクリアすることができました。
初めての仕様に苦戦したものの、慣れてしまえばちゃんとクリアできるくらいの難易度だと感じました。
しかしこれは難易度『EASY』の話。『HARD』をクリアするには『EASY』の約1.5倍のスコアをとる必要があるため、フルコン(全てPERFECT)が求められてくると思います。
※体験版のため難易度が製品版より高く設定されている可能性はあります。
ハードルが高いように感じますが、いずれ上達して中級プロデューサーになった頃には、挑戦したいと思える丁度いいやり込み要素なのではないでしょうか。
製品版に期待すること
①自由度の高さ
②アイマス史を進める新ストーリー
自由度の高さ
ライブ成功後はアンコールタイムということで、同じ楽曲のライブをプレイ無しで眺めることができました。
気づきました?なんと、カメラワークを自由に変えて鑑賞が可能なのです!
アイドルごとに4種類の距離感で、上下左右からライブを見られますし、任意のタイミングで特殊アピールも発動できちゃうんです。
しかもこの画面、公式サイトのライブ演出を説明したページに掲載されている画面とほとんど一緒なんです。
つまり、製品版のライブ演出でも、アンコールタイムでできた操作が可能になっているのではないでしょうか。
さらに、楽曲やユニットメンバー、ポジションに衣装まで自在にカスタマイズできるわけですから、
「僕の考えた最高のライブ」が実現できちゃうわけです!
アイマス史を進める新ストーリー
アンコールが終わったら、事務所に戻ってきてエピローグが始まりました。
アイドル達が本番に向けて意気込んでいる姿が映しだされるなか、気になる会話が。
どうやら心白ちゃんは元アイドルだったようです。そして、公式サイトのPVでは、961プロの新鋭アイドル亜夜と過去に何かあった様子が描かれています。この二人のストーリーが、アイマス全体のストーリーを大きく動かしていくことになりそうです。
アイマスシリーズの本筋の物語が新たに展開されていくと考えると純粋に楽しみですし、今後のアイマスシリーズにとって重要な作品になると思われるので、ストーリーの修了は必須になってきますね。
総評
ストーリー・ゲーム難易度ともに初心者が置いて行かれる心配は無いと感じたので、アイマスシリーズに興味があってデビューしたい方にとって、この作品は丁度良いと思います。
アイマス歴の長いプロデューサーの方々にとっても、今後のアイマスの物語に大きく関わってくる作品なので、必修科目と言えるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
同ブログでイラストと編集を担当。
BGMに力が入ったゲームが好き。神心会100万人の門下生のひとり。
コメント