『師父-SIFU-』攻略・レビュー・評価、超高難易度のカンフー神ゲー 各ボス攻略のコツを詳細に紹介
みなさんこんにちは、Reeです!
今回は、超難易度カンフーアクションゲーム『師父-SIFU-』の評価・レビュー・攻略をしていきたいと思います!
『師父-SIFU-』は、発売後ネット上で『SEKIRO』以上に難しい…と反響を呼んだ話題作ですね! 正直、僕も最初は苦労しましたが、練習の積み重ねによって次第に敵の技を見切れるようになり、いち“功夫マスター”となることができました。
なんとか『師父-SIFU-』の真エンディングまで辿り着いた僕が言えることはただひとつ。
「男の子ってのはね、誰だって1回は『地上最強』てのを目指すのさ…」
作品概要
『師父-SIFU-』
発売日:2022年2月8日
発売・開発元:Sloclap
プラットフォーム:PS4/5、Steam ※2022年9月現在switch版発売決定!
プレイ人数:1人
価格:4,180円
Reeのクリア時間:約15時間程度
『師父-SIFU-』はフランスのインディーズゲームスタジオ・Sloclapが開発したアドベンチャーゲームです。同スタジオは、かつてUbisoftで活躍した開発者達が2015年に設立したスタジオなんですよね。
Sloclapでは、『師父-SIFU-』以前に武道をテーマとした作品『Absolver』を発売しており、まさに『師父-SIFU-』の前身ともいえる作品となっているんです。
『師父-SIFU-』では、パリィ要素や敵の攻撃の避け要素、攻撃技のコンボ等、プレイのひとつひとつの難易度が高く、正直クリアに至るまでがかなりストイックな道のりとなっています。ただ、一度身に付けた技術が最後まで使える良い仕様となっており、クリアしたときの達成感は最高でした…。
あらすじ
そんな中、自身も傷つけられるも不思議な御守りの加護により命をとりとめた主人公は、8年間の鍛錬を経て父の仇に挑む…。
いかにもクラッシックなカンフー映画といったストーリー展開ですね!
あらすじにある通り、『師父-SIFU-』には5人のボスが登場し、各々がステージ最後で立ち構えます。ボスを倒すことで次のステージへ…といったながれになっているのですが、この5人のボスが全員かなり味のあるボスになっているんです!!
タイプで言うと野生児、武闘家(キングダムの龐煖っぽい)、お面を着けた女性(NARUTOのハク的なやつ)、ババア、そして主人公と同じ技を使う宿敵の5種類。
こいつぁ、アクション映画好きが歓喜するラインナップだぜ…。
中でも、主人公と同じ技を使う宿敵って設定は完璧ですよね。歴史に残る&を変えたアクション映画として度々挙げられる作品では、「主人公と同じ技を使う宿敵」がラスボスとして登場することが多いです。
有名どころだと、ガン=カタを広めた名作映画『リベリオン』(キアヌ・リーブス主演)や、韓国を代表するナイフアクションの金字塔映画『アジョシ』(ウォンビン主演)などが該当しますね。
他にも、敵として戦うのに嬉しい敵ばかりで常にワクワクしていました笑
評価点・良かったところ
ここからは、『師父-SIFU-』の作品全体を通した評価点や良かったところについてレビューしていこうと思います!
圧倒的すぎる超高難易度ゲー
さてさて、同記事を見にきているみなさんならすでに巷の噂で聞いているかもしれませんが、『師父-SIFU-』は超高難易度ゲームとして話題を呼んだ作品です。
僕は以前、同類の死にゲー・鬼畜ゲーと呼ばれる類の作品として『Ghost Runner』というサイバーパンク系の超高難易度ゲーをプレイしたことがあるのですが、作風的には近いものを感じました。
『Ghost Runner』のレビュー記事はこちら↓
ただ、『Ghost Runner』と大きく違う点として挙げられるのは、『Ghost Runner』は何度死んでもいいからマップと敵の特徴を覚え、ステージクリアを狙う…といったものでしたが、『師父-SIFU-』では死ぬごとに「老ける」という文字面では全く伝わらない独特なゲームシステムがあります。
このシステムは、第一ステージを20歳でスタートし、1度死ぬと1歳老けます。その後、2回目死ぬと2歳老け、3回目死ぬと3歳老ける…と次第に加齢が加速していき、最終的に70歳を超えると完全にゲームオーバーとなります。
また、この年齢システムはステージごとにリセットされず、1ステージ目を30歳でクリアしたら、2ステージ目は30歳からスタートとなるため、最終的には死なずにステージクリアをしなければなりません。
まさに
「長生きしようなどと最初から考えちゃいないッッッ
最強の肉体と死を引き換えにする覚悟は既にできてるッッッ」
って感じのシステムですよね。
さらに、『師父-SIFU-』では体力回復要素がほとんどなく、なるべくダメージを受けずにクリアしなければならないのもハードゲーたる由縁といえるでしょう。
そんな縛りがある上に、ボスは超強い。とりあえず、初見じゃ倒せない。
おいおい、鬼畜ゲーすぎないか…?
ただ、低年齢クリアやボスにダメージを与えずにクリアするなど、やり込み要素がめちゃくちゃある作品なので、個人的にはどハマりしてしまいました!!
練習すればするほど…
上の説明を聞くだけだと、とんでもねぇ鬼畜ゲーのような気もしますが、パリィや躱す動作をある一定のラインまで練習すると一気に『師父-SIFU-』の面白さが溢れ出てくる本当にいい作品なんですよ!!
基本的に重要となる要素は、躱す動作と攻撃のコンボの2種類。躱す動作は反復練習するとして、攻撃のコンボはステージ内で敵を倒すともらえるポイントで新しい技を習得することができるんです。
要は、『師父-SIFU-』はただの高難易度アクションゲーではなく、ローグライク要素も含んだ作品となっているんですね!
特にポイントで獲得できる技は、敵を無防備にして一方的に攻撃ができるコンボに繋げやすいため、何度も戦いやすいステージに繰り返し挑戦して、ポイントを稼ぎつつ低年齢でクリアを狙う…といった方法がオススメです!
周回要素もアリ!
上でも紹介しましたが、『師父-SIFU-』にはローグライク的なシステムも組み込まれているため、周回要素があるのですが、じつは通常通りにストーリーを進めるだけでは「真のエンディング」には到達することができません。
「真のエンディング」への到達条件は別の記事で紹介するとして…、これらは再度最初のステージからやり直す必要があります。しかも、通常のエンディングルートよりも遥かに高難易度なんですよ。
マジ最高じゃね?
ピリピリとヒリつくような緊張感の中、ひたすら戦い続ける…この感覚が何度も味わえるのは堪らないですね。。
「闘争とは力の解放だ。力みなくして解放のカタルシスは有り得ねェ…」
残念な点
ここからは『師父-SIFU-』の改善点を紹介します。。というか、正直マジでないんだけど、「あーこうなっちゃうよな…」と感じた点もしばしば…。
難しすぎて一般受けしないんだよなぁ
これまで『師父-SIFU-』の面白い点・評価点等をレビューしてきましたが、それ以上に「難しさ」「鬼畜さ」も併せて紹介してきました。
というのも、『師父-SIFU-』みんなクリア出来てないんだよね
こちらが僕がクリア時点のトロフィー獲得率です。『師父-SIFU-』では、1ステージをクリアするごとにトロフィーが貰え、同作を買った人のどれくらいがどのステージまで進んだのかがある程度わかるようになっています。
最初のプロローグ部分はほぼ100%に近い人がクリアしているのに対して、2ステージ目で38%に下落。ラスボスまで倒した人は10%に満たないんですよね。
個人的にはめちゃくちゃ楽しんだゲームということもあり、ぜひみんなにやってもらいたい…!
でも鬼畜仕様だから勧めるにも勧められねぇよ…
っていうのが本音です。
でも大丈夫。
同ブログ『にわオタ』メンバーは、全員神心会の門下生。その1人であるReeが次の項目ではゲーム初心者でも比較的楽に『師父-SIFU-』をクリアできる攻略のコツを伝授します。
↓↓また真エンドの条件などは別の記事で取り上げていますのでこちらをご覧ください↓↓
『師父-SIFU-』徹底攻略〜地上最強を目指して何が悪いッ!〜
ここでは『師父-SIFU-』を攻略するための極意を4つに分けて紹介していきます!
『師父-SIFU-』攻略の極意①敵の攻撃を避けられるようになるべし
僕が『師父-SIFU-』プレイして最初に感じたことは、「『攻撃連打でゴリ押せ〜』っていうノリが一切通用しないゲームだな…」と言うことです。
というのも、計5ステージを70歳以内にクリアしなければならない『師父-SIFU-』のシステムの中、僕は1ステージ目で60代になってしまい、2ステージ目は一切攻略することができない事態に。
ということで、『師父-SIFU-』を初めてまず最初にすることは「躱す動作」の練習です。
「躱す動作」は「Lボタン」を長押しにした状態で「左スティック」を入力することで行なうことができるのですが、大きく分けて「上段」と「下段」の2種類あります。
「上段」は至って簡単で、「左スティック」を下・右・左のどれかに入力するだけでOK。ちなみに、下・右・左のどれを入力しても動きは一緒なので、敵の攻撃にタイミングさえ合っていれば問題ありません。
また、敵の攻撃のほとんどが上段攻撃に当たるので、まずは上段を躱すことができればかなり戦闘が楽になります!
問題なのは「下段」。入力自体は「左スティック」を上に入れるだけなのですが、
タイミングを測るのがめちゃくちゃ難しい…!
ただ、下段を打ってくる敵はある程度限られてくるので、敵ごとに注意したり、特定のコンボを出してきたらそのタイミングで下段躱しを狙ったりと対策のしようはいくらでもあるので上手く狙ってみてください!
また「躱す動作」の練習は、練習場がオススメです。自動で攻撃を打ってきてくれるAIに対して、ひたすら攻撃を避ける練習をしてみると一気に効果がでますよ!!
『師父-SIFU-』攻略の極意②敵の動きを覚えるべし
「躱す動作」を習得したけどマジでボスが倒せねぇ…って人も多いのでは。。
そのタイプの人は、『師父-SIFU-』をクリアする上での基礎動作は身についているので後は敵の攻撃パターンを覚えるだけです!
ボスは基本的に「近距離」「中距離」「遠距離」の3種類の攻撃パターンがあります。ただボスは一撃が重く、めちゃくちゃ強いので、「3パターンも覚えられねぇよ!」というのが正直なところ。
そこで、「ボスに対して一定の距離感を保って、決まった攻撃パターンを相手から引き出す」ことが攻略の鍵となるんです!
一番躱しにくい攻撃パターンは「遠距離」です。ボスの遠距離攻撃は、下段だけでなく飛び蹴りや投擲など、どれもめちゃくちゃタイミングを測りづらい攻撃になっています。
また「近距離」の攻撃パターンは、攻撃の「出」が早く予備動作も少ないので基本的には「中距離」で対応するようにしましょう。
ちなみに、各ボスの狙い目パターンも紹介します
基本的に「上段躱し」ができればどの攻撃も避けられる。草の中に隠れてからの上段斬りは狙い目
・2ステージ目ボス
みんな詰みがちな2ステージ目。一番タイミングを測りやすいのは棍棒3連続振り回し。下段振りは「長距離」になると打ってくるので、基本的には「近距離」「中距離」で戦えば楽勝。
・3ステージ目
序盤は、下段から振り始める4連撃が一番躱しやすい。そこでフォーカスを溜めて、足払いや目潰しからのコンボで削るとかなり楽。後半は、近距離5連撃を躱してフォーカスを溜めていく。遠距離での高速攻撃はタイミングを併せてフォーカスを入れると無効化できて安全に戦えるぞ!
・4ステージ目
基本的に3連撃なのだが、2撃目が「前打ち」と「後ろ打ち」のパターンがあり、微妙にタイミングが違う。上手く躱せるようになると超余裕になるので、ここだけは努力が必要かも…。
・5ステージ目
こいつが一番強いけど、逆に攻撃が読みやすい。オススメパターンは「中距離」で打ってくる前蹴りスタートのパターン。たまに1歩下がって滑り込み下段を打ってくるので、タイミングを測って躱せばかなり楽に戦える。
『師父-SIFU-』攻略の極意③使い勝手の良いコンボを覚えるべし
ここまで敵の攻撃を「躱す」ための極意を紹介してきましたが、次は攻撃についてです。
『師父-SIFU-』には、連続で特定のボタンを入力することで発生するコンボや、特定の入力で発動する強力な技等があったり、ポイントで購入できる技などパターンは様々。
中でも僕が実際に使ってみてかなり強かったコンボを紹介していきます。
このコンボは相手を完全に無力化して一方的に攻撃できるコンボです。最初の裏拳は、ジャストガードや敵の攻撃を完全に躱しきった後に△、フォーカス目潰しなどの怯み状態にできる技ならなんでも代用可能。4人目のボスまではこれを覚えていれば基本勝てます。
・足払い(↑↑△)→追い討ち
・掌底(↑↑□)→投げ→投げ倒し→追い討ち
・棍足払い(棍棒を持った状態で△長押し)→投げ→投げ倒し→追い討ち
上の3つは、裏拳コンボの派生系です。敵によっては裏拳を躱してくるので、その時々で上手く対応していきましょう。基本は、敵を転ばせて追い討ちさせると無条件でダメージを与えることができます。僕はあまりやらなかったのですが、
・流爪→金的→投げ→投げ倒し→追い討ち
といったコンボも強力みたいです。また、中ボス級であれば1撃で倒せるため重宝していた技はこちら。
・刃類を持って△長押し→構えが変わったら△を離す
デブや中ボス級との1対1のとき、対大人数戦で人数を減らしたいときなどに使っていました。
基本的にこの辺りのコンボをマスターできれば、問題なくラスボスまで辿り着けると思います。
ただ、上で紹介した技の半分はポイントで獲得する技なので、序盤は苦労するかもしれませんが中盤以降はかなり楽になると思います!!
『師父-SIFU-』攻略の極意④社ボーナスを活用すべし
『師父-SIFU-』という作品は、低年齢クリアなどのやり込み要素の強いゲームシステムからか、ステージの随所を「ショートカット」することができる道が設定されています。
これらは基本的に同じステージを2周すれば行けるようになり、雑魚敵との集団戦をカットできるなど低年齢でクリアする上でとても助かる仕様となっているのですが、一方で『師父-SIFU-』の根本的なパワーアップ要素「社ボーナス」の数が減るという上手くできたシステムになっているんです!
ちなみに、「社ボーナス」とはステージに3つ設置されているものであり、基本的にその手前に中ボスクラスの敵が待ち構えています。この「社ボーナス」では、年齢・スコア・経験値の縛りがある計9種類のスキルを手に入れることができます。
スキルは「武器耐久増加」「武器威力増加」「テイクダウン時の回復量増加」「躱した時にフォーカス回復」など、戦闘に直結する能力となっているので、しっかりと獲得しましょう。
そのため、1周目をプレイする際は下手にショートカットせず、しっかりと全員を倒し、「社ボーナス」を回収することで、後のステージで苦労することなく戦闘することができます!
総括:「難しい」という噂に騙されずまずは遊んでみてほしい
全体的にグラフィック・操作性も良く、ピリついた雰囲気の戦闘もしやすい環境が揃っており、『師父-SIFU-』は完璧な超難易度ゲームとなっていました。
ただ、やはり同作の問題点としては「難しすぎる」という部分が挙げられますが、現在難易度軟化版やさらに鬼畜仕様となったバージョンのDLCの配信を予定しているとのことなので、今後も楽しまれるゲームになること間違いないでしょう。
また「難しい」という噂を聞いて、『師父-SIFU-』のプレイを忌避している人もいるのでは。
正直、それはもったいない!
『師父-SIFU-』は難しさの中に圧倒的な面白さを孕んだ傑作。まさに神ゲーなので、勇気を出してプレイしてもらいたいです!!
↓↓その他PS4/PS5のおすすめゲームはこちら↓↓
以上で、『師父-SIFU-』の評価・レビュー・攻略を終わりにします。
ここまでご覧いただきありがとうございました! 次の記事でお会いしましょう!!
会社員ライター。同ブログでは編集を担当。
インディーズゲームが好き。ゲーム歴はメンバー内で一番浅い。
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