『First Class Trouble』【レビュー】何でもありのおバカ要素に極振りな『Among Us』!

ファーストクラストラブル PS4/5おすすめ!
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『First Class Trouble』人間に擬態した殺人ロボットを見つけ出せ!そして倒せ!!

ファーストクラストラブル

こんにちは、英語ペラペラのはたです。
人間版アマ〇グアスこと『First Class Trouble』(ファースト クラス トラブル)をやってきました!
いろんな意味で想像と違って楽しめたのでご紹介します!(=゚ω゚)ノ

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作品概要

First Class Trouble
メーカー:VERSUS EVIL
発売日:PS版2021年11月9日 / STEAM版2021年11月1日
機種:PS4 PS5 STEAM
ジャンル:パーティー
プレイ人数:1~6人
価格:PS版2,310円/STEAM版1,400円 ※11/27現在

『First Class Trouble』は、災害から生き残るためにプレイヤーが協力し、そして互いに戦わなければならないパーティーゲームだ。

人間の諜報員、反抗的なペルソノイド、どちらをプレイする際も知恵を絞って(そして時には飛び交うシャンパンボトルを使って)生き残れ。

魅力的だが不気味で、そしてしばしばイタズラ満載の環境で欺き、推理して、勝利への道を掴もう。プレイヤーがシラフだろうとほろ酔いだろうと、本作は難しい決断とイカれた可能性の入った危険なカクテルを提供する。

諜報員の目標は、豪華な銀河間クルーズ船ISS Alitheaの中央人工知能ネットワーク(CAIN)を、CAINとその忠実な下僕であるペルソノイドが船を占領してしまう前にシャットダウンすることだ。

SONY公式ホームページより

諜報員(市民)4人とペルソノイド(人狼)2人に分かれて、それぞれの目的を達成した方が勝利するゲーム。
市民はクルーズ船内のタスク(ミッション)を遂行しながら、最終ステージでクルーズ船のAIをシャットダウンすること。人狼はタスクを妨害しつつ、周りの目を盗んで市民を排除するか、最終ステージでクルーズ船のAIを占拠することが目的です。

先に結論をお伝えすると、このゲームは「本格的な推理要素とバカゲー要素が、おおよそ1:5の割合で混ざり合ったゲーム」となっています(笑)
また、海外ゲー且つ日本では遅れてリリースされたため、プレイヤーの大半が外国人です...。

では一体どんなゲームなのか、さっそく紹介していきます。

※筆者はPS4でプレイしたので、操作説明はPS4のコントローラーをもとにしていきます。

↓↓バカゲーいや「カニ」ゲーと言えばこちら!!

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内容

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メニュー画面 豪華クルーズ船のbarのようだ

宇宙豪華客船が舞台となっていて、時代は近未来ですが雰囲気は1900年台後半の西洋といった感じです。プレイヤーの衣装やBGMのジャズっぽい音楽がモダンで、過去と未来のギャップが良い味を出しています。

メニューからマッチを探せばすぐにプレイできますが、その前にこれから遊ぶ方に向けてアドバイスです。
PS4、PS5で遊ばれる方は注意なんですが、プレステ本体の設定で決定ボタンを×ボタンに変更しておいてください。
海外ゲーなので〇と×ボタンが日本ゲーと逆になっており、設定そのものを変えないとゲーム内で操作ができない仕様になっています。
(設定→システム→×ボタンで決定するにチェック)

ちなみにこのゲーム、ルールや操作の説明はゲーム内ではほとんどありません。

えぇ...。(;’∀’)

筆者はYouTubeでプレイ動画をみて予習してから始めましたが、それでもマッチが始まると最初は戸惑うことが多かったです。
遊ばれる方はこの記事やプレイ動画で、軽く予習をすることをお勧めします。

では早速プレイしていきます。
マッチング速度は速く、大体待ち時間30秒程度で開始されました。数回人数が集まらない時がありましたが、抜けて別のマッチを探しなおせばOK。

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自分の客室からスタート。この時自分が市民か人狼かを知らされます。
□ボタンで扉を開けて第1ステージ開始です。(全部で第3ステージまであります)

このゲーム、マッチ中はオープンVCになっており、L2ボタンを押している間だけ自分の声が全プレイヤーに届きます。
誰も喋りたがらないんじゃないの?と思うかもしれませんが、ほとんどのマッチで外国人ニキたちがワイワイ英語で喋っていますし、積極的に話掛けてくることもあります。

酷なことを言いますが、つたない英語でもいいので発言しましょう。
発言しないとどうなるかというと、序盤に問答無用で殺害されます(笑)

後で説明しますが、このゲームは市民側も2人がかりで他者を殺害できるんです。
人狼系のゲームだと、発言力が低い人から排除されるのは割とよくあることですが、外国人ニキは何の躊躇もなくKILLしに来ますので、
その時は「ノーノーノー! プリーズ!!」といって許してもらいましょう。これはガチ。案外助かったりします。

また、協力した時に「センキュー!」と言ったり、活躍したプレイヤーに「グッジョブ!」と声をかけることで、理不尽に殺害される可能性を少しは減らせますので、異文化交流だと思って頑張ってイングリッシュしてみてください。

『Among Us』と違ってプレイ中に会話で意見交換できるこのシステムは非常に面白いですが、今のプレイヤー人口だと日本語で意思疎通が取れる可能性は極めて低く、実質機能していないのが残念ですね。

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タスク自体の難易度は低い。ただし、ボイスチャットが必須のものもある。

タスクはこんな感じ。
住民はタスクをこなしつつ、次のステージへ進む3つのカードキーを探しださなければなりません。
タスクはわかりやすい位置に配置されていて、その多くが2人で同時に行なうものになっています。そのため、市民は基本2人以上で行動するのがセオリーな気がします。
中には、ボイチャによる肉声でのコミュニケーションが必要なタスクもあるので、詳細な説明をするまで英語ができない筆者は毎回他のプレイヤーにやってもらっていました。

そして、タスクと同じくらい重要なのが酸素の補給です。

写真上部に最大酸素量が示されていますが、このクルーズ船内は時間経過で酸素が減っていき、酸素が切れるとその時点で市民側の敗北となります。
そのため、市民はステージ内に落ちている酸素ボンベを拾って酸素を随時補給する必要があり、逆に人狼は酸素補給機に細工をして酸素量を減らす妨害工作ができます。
酸素補給に貢献していたか、はたまた妨害していたかも人狼を見つける判断材料になるというわけです。

とは言ったものの、実際は酸素を補給する必要があるというルールを知らない人も多く、人狼になった際に誰も酸素を補給せず窒息死で勝つケースも少なくありませんでした(笑)

もう一つ『Among Us』と違う点は、ステージ内で市民が他人を殺害することが可能だという点です。前にちらっとお話していたやつですね。
1人が後ろから羽交い締めにし、もう1人が首を絞めることで殺害できるのですが、その様子がこちら↓

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シュールすぎる(;^ω^)

このあたりからこのゲームのぶっ飛んだ部分を紹介していきますが、このギューの状態でもう1人がキュッとするだけで無条件に殺害ができます無法地帯!
先程も話した通り、だんまりを決め込んでいると外国人友人ニキ2人が駆け寄ってきて、何やら英語で言われながらあっさりと落とされるわけですね。

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おじさんがギュー中におじさんがキュッてしに行くシーン

そして面白いのが、逆に人狼側はこのバックハグ絞首が使えず、さらに言うと、人狼は注射器(ステージ上に数本しかないアイテム)を使用しないと基本的に殺害が行なえないのです。『Among Us』のように手当たり次第に殺害できないということですね。

一見人狼側がやりずらいと感じますが、ご安心ください。
このゲームでは正規の殺害方法の他に、環境を利用した様々な殺害方法があるんです。
たとえばこちら↓

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筆者が人狼側で、消火活動中の市民を後ろから押して火の中に落としたシーンです。(△ボタンで押す)

こんな感じでステージ内のプールや電流、食人植物やシャンデリアなどを利用して殺害する、「環境殺害」が可能となっています!これがこのゲームが「何でもあり」と言われる所以というわけです。(笑)

ちなみに燃えたプレイヤーは自分で火を消すことはできないので、制限時間内に他人に消火してもらうか一部のギミックで水をかぶる必要があるのですが…この時はこのプレイヤーが移動するのを、シャンパンボトルの連投による起き攻めによって時間いっぱい行動不能にして殺害しました(笑)

何を言っているのかまるで分らないと思いますが、そういうゲームです(笑)

他にも、外からしか開けられないドアで部屋に閉じ込めたり、1人がボタンを押してる間だけ繋がる橋で落下死させたりと、その場その場で機転を利かせて殺害が可能なので、うまく決まるとめちゃくちゃ楽しいです!

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信じてた外国人ニキに閉じ込められる筆者

では、肝心の推理要素ですが、一応各ステージを突破するごとに議論と投票タイムが設けられ、ボイチャを使って誰が人狼かを主張しあうわけですが、ぶっちゃけほとんど討論しません。

もうお分かりだと思いますが、様々な国の方がごっちゃになってプレイしているので言語の壁的にコミュニケーションが取れず、大体は無投票で流されます。
たまに誰かが何か言いながら特定の人に投票することもありますが、そうなると他のプレイヤーもとりあえずといった感じで同じ人に投票し、あっさりと吊られることがほとんどでした。(初期のサバ分けできない『Among Us』のような)

なので『First Class Trouble』は、それぞれのプレイヤーが怪しいと思った人物をステージ内で環境殺害することで排除し、投票はほぼほぼ当てにされていないのが現状です。

こんな感じで。このゲームでは「口撃」ではなく「攻撃」が行なわれているということが伝わったかと思います。

最後に自慢ですが、奇跡的に日本人の方と人狼側でマッチした時の完全試合のリザルトを載せておきます。
味方さんが注射器で殺害してくれている間に、筆者が注射器で1人、火に押して1人、食人植物に食べさせて1人殺害して勝利。この瞬間は完ぺきな連携が取れたことにめちゃくちゃ感動しました!(笑)

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まとめ

今後のアップデートで期待すること↓

・言語ごとに部屋を分けてマッチできるようになること。
・新ステージや新要素の追加で殺害方法が増えて、より尖ったおバカゲーになること。

オープンVCや市民側が協力して殺害ができる点が新しくて画期的だったので、これらの仕様がうまく機能していないことが非常にもったいないと感じました。

今のところ会話によるコミュニケーションが取れないせいで、騙しあい要素微少のシュールおバカゲーと化しているので、日本語で話し合いを進めながら高度な頭脳戦ができるようになることを強く願います。

その反面、おバカゲーとしては大変楽しませていただきました(笑)
本来市民側は非力だから知恵を絞らなきゃいけないのに、このゲームでは市民が強いためにガンガン首を絞めていく様が見られてげらげら笑いました(笑)

人数を6人集められる方は、フレンドだけで遊ぶことが可能なので、是非友達と笑いながら、頭脳戦アリ・おバカ要素アリの完全版『First Class Trouble』を楽しんでほしいですね!

今後のアップデートで、より快適に、よりぶっ飛んだゲームなってくれることを願って今回は終わらせていただきます。では!

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