言語解読脱出ホラー恋愛ADV『文字化化』試作版レビュー・評価、沼確定な個性豊かなキャラ続出　製品版が待ち遠し過ぎる期待作

みなさん、こんにちはReeです！
今回は、最近ツイッターで話題となった言語解読脱出ホラー恋愛ADV『文字化化』の試作版のレビュー・評価をしていきたいと思います！

というのも、同作は現在Boothで無料で配信中であり、冒頭の20分のみプレイすることができる試作版となっています。そのため、全体の評価…というわけにはいかないのですが、過去に同系統の言語解読ゲー『7days to end with you』をプレイした僕がプレイ感の比較も含めて紹介していきたいと思います！

『7days to end with you』攻略・評価・レビュー、言語解読系神ゲー　攻略のコツを詳細に紹介

『7days to end with you』評価・プレイレビューです。クリア時間は5時間ほど。わかりやすいかつネタバレなしの攻略のコツも紹介しています！

作品概要
あらすじ
良かった点、製品版に期待したいこと
1. 試作版とは思えないほど詰め込まれた20分
2. まだ調整中だろうけどUIがイマイチ
総括〜とりあえず製品版待ってます！〜

作品概要

『文字化化』
試作版発売日：2022年10月7日
発売・開発元：八名木(やつなぎ)
プラットフォーム：Booth、アツマール
プレイ人数：1人
価格：試作版0円、製品版は有料販売とのこと
Reeの試作版クリア時間：約20分程度

『文字化化』は、カプ萌えデスゲームADV『マジカルデスペア』の製作者である八名木氏の最新作。ジャンルが「言語解読脱出ホラー恋愛ADV」と文字が並びすぎて、何が何だかわからないレベルでてんこ盛りな作品となっています。

銀髪の男しっかりカッコいい

なんと言っても最大の特徴は、「ホラー男子らとの会話を解読しつつ恋愛する」ことでしょう。しかもホラー男子らがそろいにそろって超絶イケメンなのよ。たぶんどハマりしちゃう人は、際限なく沼にハマるタイプだと思う。

ちなみに、プラットフォームは基本Windowsなのですが、アツマールでプレイすればブラウザでも遊ぶことが可能です。僕はMacbookで遊んだのですが、問題なくプレイすることができました！

あらすじ

製作者さまからの解説がわかりやす過ぎる。この手のゲーム初プレイの人は参考にしてほしい。

ある日、異界に迷い込んでしまった少女は、そこに住み着いているバケモノ男達の言葉を覚えながら、脱出方法を探すことになったーー

あらすじに関しては試作版なのでほとんどわからないというのが正直なところ。

ただ、監獄ちっくな異界の雰囲気やらキャラクターデザインから想像する特徴やらが丁寧に作り込まれていました。20分程度のプレイ時間は、プレイヤーらの妄想を掻き立てるには十分すぎる…。

良かった点、製品版に期待したいこと

普段の記事スタイルでは、良かった点とイマイチな点を分けて詳細に紹介していくのですが、『文字化化』はまだ試作版なので、サクッと紹介していけたらと思います！

試作版とは思えないほど詰め込まれた20分

今回、試作版としてリリースされた『文字化化』は、様々なルートをチェックしたとしてもMax20分あればひと通り遊びきれてしまうほどの超短編ゲームとなっています。そのため、試作版だけであれば本当にサクッと遊べちゃうので、少しでも興味がある人はぜひ！

ただ個人的にビックリしたのは、この20分の間で同作を象徴する「言語解読脱出ホラー恋愛ADV」要素がビッチリと詰め込まれていたことです。

唐突過ぎて何を言ってるのか推測すらできない。フードの奥の顔が見たい…。

始まってすぐ登場する「言語解読」要素。

サクッと心臓を取ってくる。キルアかよ。個人的に隙間の男が一番好みだった。

その後バッドエンドを引けばしっかりと「ホラー」。

スクショ下手でわかりにくいけど、男の迫る影。殴っちゃダメ、絶対。

バケモノ男に追われ「脱出」要素。

あ、ここで恋愛要素見せてくるのか！ってなった

そこから突如始まる頭撫での「恋愛」要素。
しっかりと作品自体の魅力が詰め込まれた20分となっていました。

なお、僕が初めてプレイした際は普通にバッドエンドを引いて心臓を抜かれました。

その後、やり直して最後まで到達するも、這いばい男をバールでぶん殴ってしまい、ボーイミーツガール失敗というなんともフラグ折り職人っぷり。「恋愛要素どこ…？」となってましたw

まだ調整中だろうけどUIがイマイチ

僕は今年話題となった言語解読ゲー『7days to end with you』をプレイ済みなのですが、『文字化化』と同作はどちらも言語解読ゲーということもあり、プレイする上で似通った部分がいくつかありました。

そんな中で、一部「ここはまだ調整中だろうけど、実装してほしいな〜」と思った部分は「単語ごとの場面リプレイ機能」です。

辞書はこんな感じ。単語クリックでその場面を振り返りたい。どこで出た単語かわからないのよ。

同作では、作中に登場した異界文字を辞書形式で確認することができるのですが、これを単語ごとにどのシーンで登場したのか振り返る機能がないと、単語の考察がかなりキツいんです。

まぁ、試作版ということもあり、異界語を細かく解読・考察されることを想定していなかったのかな…と想像することはできるのですが、製品版で実装してもらいたいな〜と思います。

総括〜とりあえず製品版待ってます！〜

現状確認できた攻略可能であろうキャラは5人

これで『文字化化』のレビュー・評価は以上となります！　というか、レビューというか「遊んで楽しかったよ」っていう報告記事みたいになってしまった。

『7days to end with you』だと、解読する上で一定の法則性があり、それを見つけると一気に世界観が広がる…といった仕組みとなっていたのですが、現状『文字化化』試作版では見つけることができず…。
ただ、なんらかの語と対応していたり、文字数によってズラしたりするタイプだとは思うので、製品版ではしっかり解読したいな〜と思います！