『Who Is Zombie』レビュー・評価まとめ ゾンビを見分けて世界を救え!
みなさんこんにちは、Reeです!
今回は、審査パズルアドベンチャー『Who Is Zombie』のレビュー・評価をしていきたいと思います!
『Who Is Zombie』は、2022年2月10日にNintendo Switch/Steam版が発売された作品であり、ゲーム性の高さやストーリーの展開が最高だったので、その魅力を紹介します!
作品概要
『Who Is Zombie』
発売日:2019年3月27日
発売・開発元:CINDYZ STUDIO
プラットフォーム:iOS、Android、Steam、Nintendo Switch
プレイ人数:1人
価格:990円
Reeのクリア時間:約2時間程度
『Who Is Zombie』は上でも紹介した通り、ゾンビアポカリプスの世界で,プレイヤーは生存者が集まる避難所の審査官となってゾンビが市民に紛れて入り込むのを阻止する作品です。
ここまで聞くと予想がつく人もいるかもしれませんが…『Who Is Zombie』は、言ってしまえば有名作品『Papers, Please』イズムを存分に継承したゲームとなっているんです!
あらすじ
政府の施設は飽和状態となり、あぶれた市民は民間避難所へ向かったが
入所を拒否された感染者が暴動を起こし、深刻な人的被害を与えた。
事態を重く見た政府は特別監察官を派遣することに…
同作は、上でも紹介した通り、ゾンビが蔓延るゾンビアポカリプスの世界で、市民を隔離する避難所の監査官となって、“隠れゾンビ”を弾き、一般人を守る…といったストーリーとなっています。
しっかりと世界観が確立されているだけでなく、選択肢次第で展開が変わる『Who Is Zombie』は、かなり満足感があるゲームとなっていました!
評価点・良かったところ
ここからは、『Who Is Zombie』の作品全体を通した評価点や良かったところについてレビューしていこうと思います!
最後まで飽きないゲーム性
『Who Is Zonbie』のゲーム内でやることは基本的にただ1つ、
対象者がゾンビか一般人かを見定めて30日間生き抜くだけ。
最初は、体が緑色に変色している人はゾンビなためアウト、怪我している人はゾンビになる危険性があるためアウト…と、わかりやすい判断基準があり、ほぼ作業的にプレイできるのですが、
中盤からは「この地域には汚染物質が混ざった水が流れていたから、この地域を通った人はアウト」「体の一部が緑色に変色している場合は特効薬があるのでセーフ」といった具合に、難易度が一気にアップしていくんです!
しかも、増えたアウト条件が次の日にはセーフになっていたり…と、正直頭がパンクします笑
また『Who Is Zonbie』では、一般人を通すゲートに制限時間があり、次第に通す一般人の数のノルマが上がっていきます。そのため、ゲーム後半になればなるほど、複雑な条件の中でより正確により迅速に対象者がゾンビかどうかを判断しなければならないんです!
といっても、上でも紹介した通り『Who Is Zonbie』は、『Papers, Please』イズムを継承している作品です。そのため、『Papers, Please』を知っている人ならすぐにピンとくるシステムとなっているため、「あ〜これこれ!」ってなる人も多いのでは…。
丁寧に描かれた世界観
『Who Is Zombie』は、上でも紹介している通りゾンビが蔓延るゾンビアポカリプスの世界観となっているのですが、地味に世界観の表現の仕方が巧みなんです!
『Who Is Zombie』では、その日の最初にゾンビの追加条件と共に、この世界の最新情報が載った新聞が届きます。じつはこの新聞に書かれた情報が、かなり重要となっており、世界観がしっかりと描かれているんです!
特に重要ワードなのは、「研究結果」と「テロ組織の動向」の2つ。『Who Is Zombie』は、マルチエンディングとなっているのですが、これら2つはエンディングの行方が左右する要素の1つとなります。
荒廃した世界愛好家の僕としては、アポカリプス的な世界観あるあるなテロ組織・反政府組織による暴動の動向を見るのが大好きなので、ストーリー後半に大きく関わってくるテロ組織の話あたりではウハウハしてました笑
残念な点
全編を通して面白い作品だった『Who Is Zombie』ですが、正直「これちょっと微妙だな…」となった点もあったため、紹介していきます。
操作性が悪すぎる…
『Who Is Zombie』は、もともとスマホ版がリリースされた作品であり、それをSwitch版として移植したのが今回発売されたCS版『Who Is Zombie』なんです。
そのため『Who Is Zombie』は、スマホで遊ぶようにゲームが設計されているため、PADでのプレイが死ぬほどしにくいんですよね。。
それこそ、スマホ・Steam版であれば、監査中にゾンビの条件等をシームレスに確認することができるのですが、PADの場合純粋に操作に時間がかかってしまい、時間が足りなくなります。
マジで時間が足りない。
そのため、Switch版で『Who Is Zombie』をプレイする場合は
監査開始前にゾンビの条件を暗記する必要があります。
マジで頭パンクする〜
個人的には、ワンタップで条件が表示される操作を追加してもらえるとめちゃくちゃ楽になるのにな〜と思っています。
総括
『Who Is Zombie』のレビュー・評価は以上となります!
世界観の表現が巧みであり、高いゲーム性からリプレイ性も高い『Who Is Zombie』は、何度も遊びなおしたくなる傑作と言えるでしょう!
ぜひ、気になった人はプレイしてみてください。後悔はさせない!
ではでは、次の記事でお会いしましょう!
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会社員ライター。同ブログでは編集を担当。
インディーズゲームが好き。ゲーム歴はメンバー内で一番浅い。
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